A1サイズの大判図面をスキャンする方法は４つ。料金の安い順に解説！

見開きA1サイズの大判図面を開いて見るって結構大変ですよね。女性ではちょっと持ち運びが難しいほどの重量や大きさがあります。

マンションやビルの開発管理をしている企業の皆さんにとっては、「PDFになっていれば楽なのになぁ」と思うこともあるでしょう。

そう思ったが吉日、早速PDFにしようと思うにも、そもそもこんな大判の図面をどうやってデータ化するの？って、疑問に思い、このコラムにたどり着いた皆さん。このコラムでは、A1図面のスキャンについて、セルフスキャンと業務委託の２つに分けた上で、価格の安い順に解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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A1サイズの大判図面を自分でスキャンするには、機材を借りたり、買ったりする必要があります。また、解像度やカラーモード、圧縮率の設定から、綺麗にスキャンするためのコツなどのノウハウも習得する必要があるでしょう。

セルフスキャンのメリット・デメリット

メリットとしては、時間をかけてノウハウ習得していくことが可能である点や、レンタルを利用すれば圧倒的なコストパフォーマンスが得られる点でしょう。

一方でデメリットとしては、ノウハウの習得に至らずあまり良い品質のデータを得られない点や、製本タイプによってはレンタルできない機材があったり、レンタル期間や金額が大きくなってしまう点が挙げられます。

A1のスキャナー機器をレンタルする

A1のスキャナー機器をレンタルする場合、もっとも安価なのがシートフィードタイプのスキャナーです。一枚ずつバラになっている図面を流してスキャンするもので、以下のサイトでもレンタルを利用することが可能です。

レンタルでも費用がかかるのがオーバーヘッド型のスキャナーです。A1サイズのオーバーヘッド型スキャナーは、大きな精密機器であるため、搬入搬出だけでも10万円以上かかるでしょう。

セットアップに丸１日かかり、レンタル期間は１ヶ月からで、レンタル費用は月50万円以上はかかるでしょう。図書館など限られた施設で利用されるケースが大半です。

キンコーズなどのビジネスコンビニを利用する

いわゆる街のコピー屋さんには、A1サイズに対応したシートフィード型、フラットベッド型スキャナーを所有しているお店もあります。

こういったお店を探して持ち込み、自分でスキャンをするのも良いでしょう。ちょっとした使い方などは店舗スタッフに教えてもらうことも期待で来ますよね。

A1のスキャナー機器を購入する

ご予算の確保が可能であれば、A1スキャナーを購入しても良いでしょう。オーバーヘッドスキャナーの価格は、1000万円程度が多いようです。シートフィードスキャナの価格は、50万円程度でしょう。

スキャナー機器は精細な機器のため、可能であれば保守契約を結ばれることをおすすめします。

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セルフスキャン以外に、専門業者へ委託する方法があります。レンタルや購入ではノウハウの習得に時間がかかり、レンタルであれば委託より安くつくとはいえ、費用もそこそこかかりますよね。

ノウハウを習得する必要もなく時間を節約しきれいにデータ化したい場合は、スキャン業者へ委託することも考えていくと良いでしょう。

業者へ依頼するメリット・デメリット

スキャン業者へ委託するメリットについて

• 短時間できれいなデータ化が可能である
• 初期投資不要で、ノウハウ習得も不要

スキャン業者へ委託するデメリットについて

• 機材をレンタルして自分でスキャンするより費用がかかる
• 社外秘でもある図面を外部に持ち出すので情報漏えいのリスクがある

業者選びの３つのポイント

大切な図面を外部へ持ち出すことに抵抗を感じる方も多いかと思います。そこで業者選びの３つのポイントをご紹介いたします。

セキュリティ

ISMS（ISO27001）の認証の有無：情報資産全般のセキュリティ体制およびその改善のための仕組みが機能しているかどうか。

この認証を受けていない場合、『セキュリティ万全です』と業者が謳っていても、信じてはいけませんし、またISMSの認証を取得していても、セキュリティに万全であることはないので、業者の対応を見て判断していきましょう。

価格（費用）

価格が安すぎないかどうかを気にしてください。

ISMS（ISO27001）の認証を取得していなかったり、零細業者で従業員数名だったりした場合、価格はかなり安いでしょう。確かに料金が安い方が良いのですが、必要なコストをかけず固定費を下げている業者に、大切な図面を依頼して良いのかどうかを心配してください。

ノウハウ・実績

ノウハウ・実績を有している業者を選ぶことが大切です。

A0サイズのスキャナーを所有していないのに、A0のスキャンの仕事を請け負い、依頼主には内緒で再委託している業者がいたりするようです。ノウハウを有しているかどうかを見極めるポイントは、見積もり依頼をすること。どのような質問や見積もりを出してくるのかで見極めることができます。

A1スキャン　東京の業者一覧

A1スキャンに対応可能な東京のスキャン業者を一覧にまとめてみました。連絡先、価格、セキュリティ、資格も表記していますので、ぜひご参考にしてみてください。

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大判サイズA1の図面は、閲覧するのにも重量や大きさがあって大変ですよね。この記事では大判図面をPDFファイル化する方法を安い順に４つご紹介しました。パソコンで見られるようになれば、テレワークでも十分に対応できると思います。

セルフスキャンではなく、業者に依頼したい。ISO27001の認証を取得し、ノウハウや実績のある業者を探している方には、雲紙舎のスキャンサービスをご利用いただくと良いと思います。ぜひご検討くださいませ。

雲紙舎のスキャンサービスの特徴

• ■大判図面・契約書・業務資料・社内報、社史・会誌などあらゆる文書を電子化
• ■断裁スキャンから非破壊スキャンの両方に精通
　　
• ■OCR処理、スキャンデータの印刷製本、再製本、台帳作成まで一気通貫で対応
• ■独自の品質管理システム、デジタル・印刷の知見を駆使しながら最高品質を提供
• ■ISO27001・ISO9001・プライバシーマークを取得済で機密情報の漏れに徹底対策

雲紙舎は、スキャニングサービスから始まった東京都の台東区の会社です（浅草橋駅・蔵前駅・新御徒町駅から徒歩7分）。

A1サイズまで読み取り可能な業務用スキャナーを所有し、文書情報管理士1級の取得者、印刷会社勤務経験者が中心となって、関東の法人企業を中心にスキャニングサービスを提供してまいりました。

本格的なデータ化をご検討の発注企業担当者の方にとって雲紙舎がピンときましたら、ぜひ一度電子化のご相談をいただければと思います。

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